製版におけるカラーマネージメントとは?

カラーマネージメントで一番キーとなるのが、色を合わせ込む製版工程である。 製版会社が色に強い印刷会社、もしくは色に強いデザイン・制作会社に生まれ変わろうとしている。 今までどおりのプリプレス工程で運営している場合も有るが、急速に変わりつつあるのが、現状である。

従来のプリプレスではCMYKで処理するのが当然であった。 CMYKワークフローでは、デザイナーはカメラマンなどから入稿されたポジフィルムを製版会社に渡して色分解してもらい、製版会社では印刷できるデータに編集し直し、色校正を行い、デザイナーやクライアントからの色校正指示を受けて修正し、OKの取れた最終データを印刷会社に渡していた。

このフローはデジカメになっても継承され、カメラマンはRGBデータでデザイナーに入稿し、デザイナーはRGBデータでデザイン&レイアウトを行う。 製版はIllustratorデータや混在したデータが貼り込まれたレイアウトデータを受け取り、RGB画像を最適化したCMYKデータにして貼り替え、責任を持って高解像度出力の印刷工程用のPDFデータ(PDF/X-1a)に書き出し、印刷工程のCTPフローに渡せばOKという、デザイナーはデザインに専念し、印刷会社は製版会社から来た最終データを現行通り印刷できればよいという、きわめて現実的な決定版ワークフローと考えられていた。

しかし、世の中はどんどん中抜きの合理化方向に向かっており、製版業の業務変化(色ノウハウのある印刷会社やデザイン制作会社への)は進んでいる。 製版会社の色に関するノウハウはPDF制作サービス業として受け継がれることとなったが、あくまでデザイン・制作会社(印刷会社のデザイン・制作部門)が色に関した知識を持ち、責任あるPDF/X-1aを作れるのが基本だ。


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