出力現場への納品

製版側でまとめたファイルは、最終出力媒体に合ったPDF/Xファイルに書き出し、プリフライト機能を実行する。

DDCPによる出力の際は、この後のCTP印刷のCMYKカラースペースのシミュレートと、出力時には製版側でRGB画像をCMYKに変換してから、色校正紙とともに印刷側に納品する。

刷会社におけるRGBワークフローは今後ますます主流となってくるが、RGBとCMYKの混在があるため、製版側と印刷側のワークフローのルール決めが重要となってくる。

たとえば、「ビットマップ画像はプロファイルを埋め込んだRGB画像とする」「埋め込むRGBのプロファイルは、Adobe RGBのプロファイルが基本となる」「ベクトルデータは印刷のカラースペースで制作したCMYKデータとし、プロファイルは埋め込まない」「レイアウトソフト上でのカラー指定も、Japan Color 2001 Coatedなど印刷用のカラースペースを作業領域に指定した上で、CMYKモードで行う」などである。

DDCPによる出力では、この後のCTP印刷のCMYKカラースペースのシミュレートとその安定化を図り、出力時には製版側でRGB画像をCMYKに変換してから、色校正紙とともに印刷側に出稿する。


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