ハードドット [hard dot]
輪郭がぼやけず、周囲の輪郭がはっきりしている網点のこと。
従来の光学的な写真製版では、光の屈折や回析の影響により、輪郭がぼんやりとした網点(ソフトドット)になりやすい。
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ハイキー
一般的な調子再現に比べ、オーバーめの明るい表現をしてある写真画像。
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ハイファイ印刷 [Hi-fi printing]
4色のプロセスインキでは、表現できない色を補う特別なインキを付加した高品位印刷技術。
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バリアブル印刷
バリアブルには「変えられる」という意味もあるが、プリントに至る処理としては「変数」という意味になる。
ページの一部分が変数になっていて、各ページごとに異なる内容が代入されて印刷されるものである。
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ヒストグラム
8bitの画像で0.255の階調に対してピクセルがどのくらい分布するかを相対模式図化したグラフ。
画像のステータスを見る時に大変便利なツール。
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平台校正機
平台校正機とは、平らな台の上に印刷用の版と紙を移動方向に並べてセットし、その上を「ブラン胴」と呼ばれるローラー状のものを回転させていく。
その際、印刷用の版の上に乗った印刷インキがブラン胴の回転面に付着し、さらに回転してその印刷インキを紙に転写していく方式。
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ブランケット
オフセット印刷で実際に紙に接触してインキを転移するゴムシートのこと。ゴムの材質やブランケットの下に入れるものでハード仕立て、ソフト仕立てに分かれる。
一般的にソフト仕立てで印圧が高いとドットゲインが大きくなる。
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プロセスインキ [process ink]
印刷によるカラー再現のためのインキで、減法混色の三原色CMYに補助色としてKを加えた4基本色からなる。
反対語は特色インキ。
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プロファイル [profile]
個々のデバイスが持つ色空間の情報を記述し、デバイス色と絶対的色空間との変換の橋渡しを行うファイル。
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分光測色計 [spectrophotometer]
物体表面からの反射光や物体内部を通過する透過光の分光データを測色する計測機のこと。
分光データは、色を規定するもっとも正確なデータとされ、スペクトル波長に沿って計測され、分光曲線の形で視覚化することができる。
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分光反射率曲線
ある物体の表面に光が当たったとき、どれだけの割合の光が吸収され、どれだけの光が反射したかを可視光の波長全域にわたって求めたものを分光反射率という。
横軸に波長、縦軸に分光反射率をとったグラフが分光反射率曲線となる。
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ベタ濃度 [solid density]
いわゆる100%ベタ部分の濃度のこと。ベタ濃度によって印刷品質は大きく左右される。
たとえば標準のシアンベタ濃度が1.50のところを1.65で印刷してしまうとその印刷物はアイかぶり調に仕上がってしまう。
印刷ではベタ濃度の管理を行うが、本来インキ皮膜厚を管理したいところ、1ミクロン単位の厚みを測ることができないため、ベタ濃度に置き換えて行っている。
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補助版
印刷の調子再現の向上を目的として、主たる絵柄を形づくる版(主版)に加えて用いる版のこと。デュオトーン(墨+薄黒で作られた高級白黒印刷向けの調子再現)での薄黒のように、主にハイライト側の調子再現を補助するものが多い。
もちろんシャドウ側の再現目的のための補助版もある。
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ホワイトバランス
参照光のバランスでの色温度のずれを補正するデジタルカメラの機能。
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マクベスチャート
グレタグマクベス社から発売されているカラーチャート。
各種カラーマネージメント関連ツールの標準的なターゲットとして採用されている。
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マスク
画像に対して、描画やフィルタ処理などいろいろな編集処理を、特定の部分にのみ適用する機能。マスクの度合いは多くの場合、8bit256階調で表される
Photoshopのマスク機能にはクイックマスクやレイヤーマスクなどがある。
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マンセル表色法
編めるかの美術家マンセルが考案した色彩表現体系。マンセル値は、色相(Hue)、明度(Value)、彩度(Chroma)をHV/Cで表記する。彩度0の色が無彩色で、N(Neutral)で表記する。
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モアレ
網点標準で作られているフィルムを重ね合わせたり、2色以上の刷り重ねをしたときに現れる模様のこと。
スクエアドットを重ねる場合は45度離すのが、一番モアレが目立たない。
しかし通常は4色の刷り重ねのためにCMKを30度ずつ離す。
30度モアレ同士のモアレである亀の甲のようなロゼッタパターンも2次モアレの一種である。
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四原色説
1878年ドイツの生理学者ヘリングが発表。黄色を特別な色と考え、赤、緑、青、黄を基本色として、網膜には赤 – 緑物質、白 – 黒物質という3種の受光器(視物質)があり、これらの物質が合成・分解されることで色を感じるとする。
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レタッチ
画像の加工・修正のこと。
Photoshopも別名レタッチソフトともいわれている。
レタッチの主な処理は、明暗レベルの調整、色相・色合いの調整、画像のシャープネス処理など。
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レンダリングインテント
CMMがガモットマッピングを行うためのどのように行うか定めたもの。
用途によって知覚的(自然画のカラーマネージメントに用いられる)、彩度(ビジネスグラフなどのカラーマネージメントに用いられる)、相対的な色彩を保持(自然画のカラーマネージメントに用いられる)、絶対的な色彩を保持(会社のロゴなどのカラーマネージメントに用いられる)の4つがある。
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ローキー
一般的な調子再現に比べ、アンダーめの暗い表現をしてある写真画像。
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