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重要な注意点

アドビフォトショップは、データの仕上がりがプリントの仕上がりの品質に直結します。 ここでは、品質に重要な影響を与える作業の注意点についてご説明します。

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キャリブレーション

世に出回っているモニタは、すべて異なる色で表示されています。 このため、モニタのキャリブレーションを正しく取っていないと、モニタとプリントとのカラーマッチング精度が低くなり、プリント結果(色味、階調性、コントラストなど)に満足できない等の問題が生じます。 したがって最低限のカラーマッチング精度を得るためには、必ずモニタのキャリブレーションを正しく行う必要があります。

キャリブレーションなし キャリブレーション済み

モニタのキャリブレーションが正確に取られていない場合、通常モニタでは画像の色情報とは掛け離れた色で表示されています。 これはメーカーや機種によって全く異なる色がモニタ表示されてしまう、また同機種でも個体差があるため、キャリブレーションにより表示色をできるだけ統一化します。

キャリブレーションにおける最低限の推奨

オートキャリブレーションモニタ(内蔵式)、または測色器を用い、白色点5000K(D50)でのキャリブレーションを推奨します。 また、部屋の照明は可能であれば「高演色形演色AAA昼白色(5000K)蛍光灯」を、あるいは少なくとも5000K(D50/昼白色)の蛍光灯で統一してください。

モニタキャリブレーションのイメージ 高演色形演色AAA昼白色/5000K蛍光灯

モニタや測色器の精度により、キャリブレーション結果は異なります。 また、半月に1度は再キャリブレーションを行い、季節や気候による誤差を最小限に留めてください。

より細かい推奨環境

モニタとプリントのカラーマッチング精度を更に向上するためには、更に細かな必要事項があります。 主に、外付け測色器は「分光式」、液晶モニタは「IPSパネル」、側面からの色の影響を抑制する「モニタフード」、白色点、ガンマ値、輝度、環境光などが挙げられます。 但しかなり導入費用が必要ですし、経年劣化のため数年ごとにモニタや測色器を入れ替えることも覚悟しなければなりません。

測色器
分光式 または オートキャリブレーションモニタ
液晶パネル
IPS
モニタ正面
白/グレー/黒 左記色の服装及び壁(パーテーション代用可)
白色点
5000K(D50)
ガンマ
2.2
輝度
80cd/m2
環境光
5000K(D50) / 可能であれば色評価用AAA蛍光灯
その他
ご利用のキャリブレーションソフトに従ってください。

液晶モニタの場合、モニタを見る角度や位置により大きく色が変化してしまいます。 この問題を避けるため、「キャリブレーションした際の測色器のレンズ位置を評価基準とする」あるいは「できる限り新品状態のCRTモニタを使用する」などの対策をお試しください。